Archive for the '家庭教師経験談' Category

家庭教師の仕事

家庭教師の仕事と言えば勉強を教える事ですが、
私は、勉強より、勉強法を教えるという事に重点をおいています。

勉強だけ教えるという事だと、
自分以上に生徒を育てるという事はできません。

自分の知っている知識を教えて終わりであるならば、
生徒は先生以下にしかならないでしょう。
世界中の知識全てを把握する事は不可能で、
把握できたとしても、世界は日々変わって行くものです。
その全てを一介の家庭教師が教えられるものではありません。

また、知識と言うものをたくさん身につける事を良しとするならば、
人間は、コンピュータにはかなわないという事になるのです。

最近、将棋の試合でも、人間がコンピュータに負けたという事がニュースになっていましたが、
ただ、様々な「手」を入力するのは人間です。
その作戦、勝つ方法を教える事ができるの人間なのです。

つまり、家庭教師も「知識」でなく、「方法」を教えるべきだと思うのです。

調べる方法、考える事、様々な材料から類推する方法、
それらを指導できれば、生徒は自分で勉強できるようになるでしょう。

もちろん、基礎的な知識は、家庭教師として持っているべきだし、
それは、生徒にも教えなければなりませんが、
そこからは、考えるきっかけを作ってあげて、
生徒が勉強で「自立」できるようにしてあげなければ、
意味がないと思うのです。
自分で学ぶ方法を知れば、どんな人からも、
どんなものからも学ぶ事はできます。

それができるように生徒を育てる事が、
家庭教師の仕事ではないかと思うのです。

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家庭教師の利用法

前回、家庭教師を効率よく利用するためには時間を考えなければならないというお話をしましたが、家庭教師を利用するのなら、週1では意味がないのではないかと考える方もいるでしょう。

そうなると、週2回、週3回・・・やっぱり塾じゃないと経済的に無理かな・・と思ってしまいます。
週1の利用なら、経済的には可能、ただ週1では効果が出ないのなら、家庭教師を利用する事自体、無駄という事になるのです。

さて、そこで考えるのは、週1では本当に効果が表れないのでしょうか。
実はそれができるのが家庭教師の良さなのです。

そのためには家庭教師を依頼する時に週1でしかお願いできないので、
普段どのような勉強をしたら良いかをしっかりと指導してもらいましょう。

個別に家庭学習のフォローができるのが家庭教師のメリットでもあります。
効率的な家庭学習の方法を知る事によって、週1の指導でも十分効率が現れるのです。

それができる先生を選ぶ事が、もちろん条件ですよ。
受験指導においてさえ、受験まで残り数ヶ月という短い期間、
集団塾なら難しい指導でも、
マンツーマンだからできる事が沢山あります。

苦手分野の克服、弱点攻略には、得意分野を伸ばす、集団では難しい細かな指導も、
マンツーマンなら可能という事も多いのです。

 

ただ、受験前で時間が限られてくると、
より指導力の高い講師が必要になります。

時間が少なくなればなるほど、対応できる講師も少なくなり、
当然、特別な指導力を持つ人なら時給は高いわけです。

余裕がある時期に、決断が必要でしょう。

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感激!

家庭教師というのは、良い仕事です。

以前不登校だった生徒の家庭教師をしていました。
小学校、中学校、高校と、家庭教師をして、
大学進学して、県外に出て行ってしまいました。

小学校6年生の頃からの付き合いで、
6年半くらいの付き合いです。

その子が、学校に行けなくなったのは、
小学校5年生の時だそうです。

勉強が遅れると、もっと学校に行けなくなるからということで、
家庭教師を雇うことにしたということです。

小学校の卒業式には、何とか出席できたものの、
中学校にはほとんど通えませんでした。

中学校の1年2年は、ほとんど学校には通わず、
ただ、やっぱり学校には行きたかったみたいで、
中学3年の時には、受験を意識してか、
少し、自分でも学校に行こうと頑張っていて、
何回か行くことができました。

高校受験は、公立高校は難しいので、
私立の女子高を受けました。

公立は内申点があるので、今までに中間・期末と試験を受けてきてないので、難しいのです。

私立は、そういうことには、わりと理解があって、
専願ということで、受験し合格しました。

もちろん、勉強はがんばりましたよ!

高校に入ってからは、少しずつ学校にも通えるようになり、
卒業もきちんとして、なんと、大学も合格して、今元気に通っているのです!

その子は、本当に頑張りました。

その子がこの前、 帰省していて、連絡して来てくれました。
待ち合わせの場所に私が立っていると、「センセ!」と後ろから・・
嬉しくて泣きそうになりました。

本当に、良い仕事です。

ただ、すっかり今時の娘になっていたのには驚きましたが。

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思考力をつける

家庭教師をしていると、生徒の中に、わからない問題が出てきた時に、
できるまで自分で考えたい子供と、
すぐに答えを教えてもらいたい子供がいます。
今、家庭教師をしている子供もたいていどちらかに当てはまります。

家庭教師に行って、算数や数学の問題の場合、例題というのをまずは、一緒に解きます。
例題の答えをみながら解いて、
そのあと、問題を解くのですが、
まずは、同じ問題で、ほとんど数字が違うだけのような問題をたくさんやります。
この場合、答えを見ながらでよいので、
なるべく沢山どんどん解いて行きます。

すると規則性がわかり、自分でも解けるようになって来ます。

次に、同じ問題なのだけど、違う問われ方をしているものに当たります。
その時は、まずは、前の問題と同じところに気づかせる、
そして、今まで自分が習った、今まで自分が身につけたことで、
解けないか、色々やって見ます。

私が家庭教師をしている生徒の中でも、
初めに紹介した「できるまで自分で考えたい」という子供は、
こういう順で、指導をしていくと、
考える力がどんどん生まれ、自分で問題が解けるようになってきます。

それに対して、自分で考えようとしない生徒は、ここでつまづいてしまいます。
以前、家庭教師をしていた子でヒントを教えて考えさせようとすると、
かんしゃくをおこしてしまった時があります。

そういう子には、新たなる問題に入る前に、
解ける力がつくまで、先に色々な準備をして、
多分解けるだろうというところまで持って行ってから、
一人で問題あたらせます。

そうしていくと、少しずつ、考える力もつき、
だんだんと自分で考えることが楽しくなってくるのです。

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初めての家庭教師での失敗

そういえば、私が初めて家庭教師をしたのは、大学3年生の時のことでした。
私が通っている大学を受験したいという高校生でした。

女の子で、理系が苦手で、数学を主にみた覚えがあります。
数学と言っても、受験するのは文系だったので、
「数学I」なんでそんな難しい問題ではないのですけどね。

文系でも数学を受験に課す大学だったんですよ。

その子のつまづきはどうやら小学校の時からのようで、
わかるようになるまでが本当に大変でした。

いや、わかってなかったのかもしれません。
大学に入学したあとは、その子の家庭教師はやめたので、
本当に理解していたかは、実は不安です。
心残りなのです。
大学には合格できたのですけどね。

それで、家庭教師の時間も結構長くて・・・

でも、私も初めての家庭教師で相場っていうものもわからず、
相手の提示される金額で承知しましたが、
あとで、これでは割りが合わないな?と思ってはいました。
時給に換算すると、普通のバイトより安かったので・・・

それで、一年くらいたって、そこのお母さんが誰かに相場を聞いたみたいで、
「今まで、ごめんなさい」と、それこそ相場くらいの金額をもらうようになりました。

家庭教師の金額もあんまり高いのはちょっと困るけれど、
低すぎても・・・
報酬が低いからって、手を抜いたりはもちろんしませんが、
仕事に見合った対価もらえば、やはり頑張る気持ちも出ますからね。

その反省をもとに、次からは、きちんと金額は提示するようにしました。

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親の気持ち

昔、少し障害を持った生徒の家庭教師をしていたことがあります。

その子は、事故で、左の脳に損傷を負ってしまっていました。
右脳の方は大丈夫なので、もともと音楽が大好きということで、
音楽の授業や絵を描いたりする授業も取り入れて、
行っていました。

左脳に障害があるので、
右手で何かをするのがとても難しく、
何でもつい左手でやってしまいます。

すごしずつ、ボールをついたりキーボードを触ったりすることで
右手も使えるようになってきました。

人間の体って欠けているところを補うとはよく言いますが、
そのせいで、他の部分の能力が優れてくるのは、よくあることです。

今、テレビドラマでSMAPの中居君が「ATARU」に出ています。
自閉症で、特定の分野に特殊能力を持つ「サヴァン症候群」の主人公・アタルの役です。

こういうことは、人間には、多かれ少なかれあることだと思います。

特に家庭教師をしてきて、一般的に障害といわれるようなものを持っている子供は、大抵他のことですぐれたものを持っているのです。

私が家庭教師をしていたその生徒も、
感受性が強く、芸術的な面に才能がみられました。
また、視覚や聴覚からの記憶力が優れていて、
新しい歌のメロディーをすぐに覚えるのです。

反対に数の理解が難しく、単純に覚えることはできるのですが、
家庭教師に行ったある日、50円が2つで100円ということがわからず、
かんしゃくをおこしてしまったこともあります。

家庭教師として、その子の良いところを伸ばしてあげたいという気持ちと、
保護者の普通の授業についていけるようにして欲しいという気持ち、
なかなか難しい問題です。

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近くて長い付き合い

家庭教師は、学校の先生よりも少し近い存在なので、結構仲良くなれることも多くて、
生徒が大学に入学し、家庭教師は終わったあとも、
付き合いが続くことはよくあります。

この前も家庭教師をしていた生徒とご飯を食べに行きました。
家庭教師といっても、たまたまなのですが、2人一緒の授業で、
ご飯も3人で食べに行ったのです。

2人の生徒は、大学は違うのですが、偶然あって、私に会いたいねということになったようです。
家庭教師をしていてよかったと思うのはこんな時です。

私の指導はどうなのかといつも悩み続けています。
まだまだ未熟で、生徒たちには申し訳ないといつも思っているのですが、
それでも、その時々で精一杯やっていますし、
生徒を愛していますからね。

私に会いたいと思ってくれたということは、
少なくとも私のことを好きだと思っててくれたわけですから、
本当に嬉しいです。

生徒たちも20歳を超えて、一緒にお酒も飲みに行きました。
そしてまた、その生徒達が子育てのなか、
困った時など連絡をくれることが喜びでもあります。

役には立たないかもわかりませんが、
私の声を聞きたいとか、会いたいと思ってくれることがうれしいのです。

今の子供達は、普段の生活のなかでも、ストレスをいっぱい抱えています。
本当に「いい子」が多いです。

でも、「よい子」って、心配なんですよね。
勉強はもちろんですが、話を聞いてあげることで、そんな子供達のストレスの発散になればいいとも思っているのです。

Posted by katekyon
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読書感想文

家庭教師として子どもと関わって、時々同じ本を読んで感想を話しあうという事をやっています。
これは、お母さんにも参加してもらうのですが、国語の勉強のためにとても有効な方法だと思っています。

大体、本を読んだ後メモを書いておいてそれをみながら、子どもとお母さんとそして私も少し考えを発表するようにしています。
これは良くある事ですが、お母さんがこういうことが苦手だとたいてい子どもも苦手です。

子どもの国語力は、小さい頃お母さんがいろんなお話を聞かせてあげたり、歌を歌ってあげたりそういうことが力になる事が大きいです。

この前、家庭教師に行ったお宅でお母さんに本の感想を言ってもらうと、本のあらすじについて話すのです。
私が、「お母さん、あらすじはみんな本を読んだのでわかっているので感想をお願いします。」といってもそれができなくて、なんかあせっていらっしゃいましたが・・・。

大人でも、自分の気持ちをきちんと話すのは難しい事です。
色々な本を読むだけではなく、話すということでより具体的な表現力が身につくのです。

家庭教師に行っているお宅では、お母さんと子どもさんに2人でもこの感想文を話し合うというのをたまにやって下さいとお願いしています。

そして、普段の学校での話しもしっかり聞いてあげて、きちんと子どもがお話しできるようにお母さんにも協力してもらうのです。

国語の家庭教師として、なんだか外れてると思われるかもしれませんが、これを家庭教師に行っているところで始めてから子ども達、変わってきましたよ。

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いつでも家庭教師

子どもを育てる時に分数には注意という話をしましたが、子どもの勉強で気を使ったのは、算数だけではありません。
これも家庭教師の時の経験なのですが、本は読みっぱなしではなく、感想を言いあったり、お互いの経験を共有しあうようにしました。
人に話すと、一人で覚えるのと比べてイメージを持つので忘れないし、
人に話すためのイメージを作るところの脳を使うということがとてもよいのです。

私は、家庭教師になって子供と同じ本を読んだり、本を読んでやって、中身をクイズにしたり・・・
クイズやゲームはよく一緒にやりました。子どもはゲーム性のある遊びが好きです。
そして、勉強でもゲーム性があると、夢中になってくれます。
そして、自然の中に連れ出すと、不思議なことだらけです。

魔法みたいな自然現象に興味を持ちわくわくして、勉強が好きになるのです。
そして、外での体験は何が起こるかわかりません。

よく子どもはゲーム機を使ったゲームが好きだといいますが、実際には、自分でするゲームの方がずっと楽しいのです。野球ゲームをゲーム機でするより実際に野球をする方が大変だけど100倍楽しいのです。

家庭教師としても親としても子どもに勉強しなさいとは、一度も言ったことがないけれど。いつも一緒に遊んで一緒に話して一緒に勉強しました。こどもが愛されている実感もつということにも心を配りました。
子どもは精神的に不安定だと勉強も上手く行かないからです。

そして、そのうち、自分自身で子ども達は勉強を楽しむようになったのです。
それからもわたしの子ども達の家庭教師の仕事は続きましたが、もう、家庭教師の仕事は廃業かもしれません。大きくなっていきました。

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経験

私が子育てをするなかで、家庭教師を昔していた事がずいぶん役にたっています。

高校受験までではあったけど、子ども達4人の勉強もずっとみてやれたし、
子どもがどこでつまづくか、色々気づいてたから・・

よくいわれることですが、人にものを教えるということは、
一生勉強です。もともと、人間は一生勉強なのですが、
教えるという事は、自分を切り取って教えるということだから、
勉強しつづけないわけにはいかないのです。

ただ、勉強を続けず、家庭教師など続けている人が多いのには驚きます。
実際私が、大学時代バイトしていた塾、結構知られているところなのですが、
なんの研修もなく、私が先生とよばれ、○付けなどしてました。

経営者の先生をみてても、自分の子どもはここには通わせないと誓いました。
といいながら、バイトしてた私もひどいのですが、
いろんな人がいるということです。

そして、やはり家庭教師も新米の人は教えるのも下手でしょう。
ただ、熱意があります。若さがあります。
私の尊敬する先生にまだ私が指導の仕事をし始めた頃言われた言葉です。
「君たちは、何もできない、教えるのも私のほうがずっと上手い。
それでも子ども達は、君たちの方が好きなんだ。

君たちもそれでいいのだ。教えていけば・・・
若さはそれだけで、すばらしい。エネルギーがある。

ただ、君たちもいつかは年をとる。その時、何かを身に付けていればいいのだ。若さを補うものを・・・」

今、私には、それができているだろうか・・。

たかが家庭教師、されど家庭教師、

学びつづけます。

Posted by katekyon
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