Archive for the '家庭教師・回想' Category
家庭教師を始めた頃は、塾の講師と言うか、宿題やテストのマルつけのアルバイトもしていました。
まだ、本当に若かったし経験もなかったのでドキドキでしたが、
とても楽しかったです。
その時に、答えだけでなく、解き方も見てあげられたら良かったのに・・
と思いました。
生徒の勉強を見てあげるという事は、答えを見るのではなく、
答えまでの過程を知る事だと思うのです。
塾の講師という道もありましたが、
家庭教師を選んだのもそのためです。
その当時は、個別指導塾というのは私の周りにはなくて、
塾と言えば集団塾でした。
当然一人ひとりの解き方をリアルタイムで見る事はできません。
カリスマと言われる先生なら、1人で一度にたくさんの生徒を見る事は可能なのかもしれませんが、私にはとても無理です。
でも、子ども達を教えたいという気持ちが膨らんできて、
結局家庭教師の道を選ぶ事にしました。
もちろん1対1でも、ちゃんと子どもの事を見てあげられていたかどうかはわかりません。
常に子どもの手もとだけでなく、
顔を見て、目を見て、心に寄り添った指導がしたいと心がけては来ましたが、
私の未熟さゆえに、子どもが、なかなか理解できなかったり、
結果に表れなかったりして、申し訳ないと思った事もあります。
家庭教師として経験を積んでからも、結局、生徒は十人十色です。
全く同じ子どもは1人もいないのですから、
当然同じ指導はできないのです。
家庭教師として経験が長くなっても、
また新たな1人として向き合わなければなりません。
結局は今の精一杯をやるだけなんですね。
思えば、家庭教師を始めたばかりの時は失敗続きでした。
ただ一生懸命だった事は間違いないのですが、
それでは上手く行かない事も多いのです。
最近は塾でも個別指導が人気ですが、
これは個性が大事にされ、個々が違うのだという事が認識されて来た事にもよるのですが、
一人一人別々のカリキュラム、別々の指導をする事はなかなか難しいのです。
でも、家庭教師はそういう仕事なのです。
ただ、当時の私は一生懸命なばかりで、
指導力や技術がありませんでした。
自分の学力には自信を持っていましたし、
家庭教師として頑張っても、生徒が伸びないのは、
言った宿題をきちんとやらない生徒自身のせいだと勘違いしていました。
もともとよく勉強する生徒や頑張る子の成績をアップさせるのは当たり前です。
それは、私は、ちょっとしたきっかけを作っただけで、家庭教師としての私の力ではなく、
生徒自身の力なのです。
なぜ生徒が宿題をして来ないのか?
宿題を生徒がして来ない理由なんて考えてもみませんでした。
今になって思えば、宿題のやり方や勉強の方法がわからなくてできなかった生徒もいたと思います。
今の私は、宿題をやって来ない生徒がいたら、まず、自分のせいだと考えます。
宿題が何だかわかっているのか、
そのやり方を理解しているのか、
生徒がやりたくなるように考えます。
それでも、宿題をやる事のできない生徒には、
いつやれば良いか一緒に考えます。
10年後、また今の自分を反省するとは思いますが、
一歩ずつ前に進んで行きたいと思っています。
家庭教師の思い出と言ってももちろん良い思い出ばかりではありません。
以前、家庭教師に伺っていたお宅での事ですが、
お母さんと子供が上手く言っていないのです。
お母さんが、怒っている理由は、子供が友達のところに行って、夜10時になっても帰ってないという事です。
このお宅は、母子家庭で、家には小学生のその生徒とお母さんだけです。
仕方のない事ではあるとは思いますが、
お母さんは夜遅くまで働いています。
私が家庭教師に行く日もほとんどお会いできません。
彼がいなくなる時、遅くまで帰って来ない日は、私が行かない日です。
近所のお友達のお母さんが、一人ぼっちだからと、
ご飯を一緒に食べさせたりして、好意で預かってくれていたらしいのですが、
彼のお母さんには、それが気にいらなかったようです。
その子は、もう高学年でしたが、すごく甘えん坊で、
私にもよく抱きついてきたりしていました。
きっと、お母さんにまだ甘えたいのです。
それで、その子は、「お母さんは、自分が帰って来るの遅いくせに、
怒ってばかり」と言います。
私は、「お母さんはAくんの事、頼りにしてるんだから、助けてあげなくちゃね。」
と、励ましましたが、お母さんが大好きなのに甘えらない、お母さんと仲良くできない彼の事をどうしてあげる事もできませんでした。
家庭教師がする事ではないかもとは思いながら、
何回かお母さんとお話はしたのですが、
解決できませんでした。
結局もう、家庭教師には来なくていいと言われ、それっきりです。
風の便りに彼の事を聞く度、心が痛みます。
家庭教師だったときの経験から、子どもを育てる時に勉強のことでは、結構気を使って育てました。
気を使ったというのは、子どもが勉強するようにではなく、
子どもが勉強嫌いにならないよう、私が、注意したのです。
そのため、子どもに勉強しなさいとは、一度も言ったことがないです。
そして、子どもが小さなときには、絵本をいっぱい読んでやり、外に出て色々なものに触れさせて育てました。
そして、小学校になってからは、この家庭教師時代の苦い思い出から算数だけには注意しました。
常に宿題をしているところをみて、つまづかないように注意していました。
特に分数が出てきた時は、毎日わかっているか確認していました。
私が分数に気を使ったのは言うまでもない、大学時代家庭教師をしていた時の経験からです。
その頃高校生の女子を3人の家庭教師です。
中高一貫校、いわゆるエスカレーター式で中学で受験し、高校は受験にくるしまずそのまま入学してきた子達です。
別々に教えていたのですが、みんな数学がとても苦手でした。
なにがわからないのか、本人がわからないので、
初めは苦労しましたが、みんな小学校の算数がすでにわかってないことに気づいたのです。
分数の足し算が全くわかってないのです。
2/3X + 3/4X という、Xの入った分数の足し算ができないので、
あれ?と思い、Xをのぞいて計算させてみると、
やはりわからないようで・・・・
例えば、
2/3 + 3/4 を計算すると、
8/12 + 9/12 となり、
答えは、17/12です。これを帯分数に直す方法がわかっていない子どももいました。
この家庭教師時代の経験から、私は、子ども達の3~4年生の分数、特に注意して見守っていたというわけです。
暑い日が続きますね。
毎日毎日、地球の温暖化をひしひし感じています。8月にはいったばかりでまだ頭の方ですが、今年は7月の海の日あたりを境に晴れ間が続いて暑かったので、エアコンは嫌いだし、つけなければ暑いしで、すでにもう夏が終わって欲しいと思いながら過ごしています。
子供達は今楽しい真っ盛り何でしょうけどね(笑)
家庭教師として再び頑張りだしているわけですが、自分の教え子の子が、夏休みの宿題を順調に勧めているようで、お盆辺りには終わりそうとのこと最近の子は夏休み最後の日までぎりぎり頑張るのではなく、早めに終わらせるのが上手なんでしょうかね。ビックリしました。
でも最近は登校日というのがたまにあり、その時に宿題を小分けにして提出しなければいけないようで。
絵とか自由研究、作文だったり、読書感想文などの場合は、夏休みが終わるまででOKだそうですが、ドリルやなんかは「何ページまで〇日に終わらせていないといけない」とか、いろいろと早めに提出する場合が最近では当たり前のようで。
学校の教師が宿題を沢山だしているのに、家庭教師がわざわざ夏休みの宿題を出すべきか悩みましたが、その子は両親が共働きな為に日中は学童に行き、他にも習い事にピアノをしていて、発表会の日まで練習が大変だと言っていたので、あえて家庭教師からの宿題という形で出さないことにしました。
子供たちにとって楽しい楽しい夏休みでしょうから、勉強も頑張ってほしいけど、遊びも今しかできないようなことを一生懸命頑張って楽しんでほしいなと思いますからね。
次はお盆過ぎまで教え子と会うことがないのですが、楽しい夏休みを満喫した話を聞きたいなと思います。
やっぱり子供は元気な顔をしていて欲しいですからね。勉強の事はたまに忘れて、夏を満喫して欲しいです。
小学校高学年の子の家庭教師をしているわけですが、もうすぐ子供たちは夏休みだそう。大人になるとなかなか夏休みなんてありませんから非常にうらやましい限り。でもそれ相応の宿題地獄が待っていますけどね(笑)
でもその教え子の子から聞いた限りでは、あまり宿題が多くないように思います。
昔は何かと宿題が多く、高学年になるとそれぞれの教科別に別れている薄めのドリルと、日記が毎日分、読書感想文、自由研究などなど色々とあった気がします。絵なんかも描かされたかな?
以前家庭教師をしていた小学生の子の時代でも、日記は毎日じゃなくてもOKなのと、読書感想文は作文用紙1枚でOK、そしてドリルが教科別に分かれていないものが1冊、とかだったような気がします。随分と少なくなったなと感じていたのに、それでも更に段々減ってきているのでしょうか?これがいわゆる「ゆとり」というやつですかね?
今の小学生は塾や家庭教師、通信教育や習い事などというように、実に色々なことをやってきているから、学校の負担分だけでも減らしてあげようという計らいなのでしょうかね。
ドリルの数は少なくなってもある程度はあれば、夏休み中の宿題なんだからいいのでは?と思うのですが、やっぱり人間は将来の為にも、表現力というものを学ぶことが大事なので、読書感想文というものがなくなりつつあることに疑問を感じます。
やっぱり子供はこういった感想文などをうまくまとめられないものなので、難しいし嫌だと感じている人は多いかと思いますが、大人になった時のことを考えると、こういった宿題は非常に大事だと思いますね。
それから言うと日記に関しても同じです。毎日はしんどいかもしれませんが何日分を提出すると決めて、しっかりと日記を書かせることは大事なことだと思います。最近の子の日記は、5日分とか10日分でOKみたいで、それじゃハッキリ言って日記の意味がないですよね(笑)
せめて月の半分の15日分とか20分くらいはかけるようにさせた方がいいと思うのですが、どうでしょうか?なんて家庭教師が余計なことを言おうものなら教え子に怒られちゃいそうだ。
先日昔の教え子に偶然会いました。男の子なんですが、かなり大人になってしまっていて最初声をかけられるまでわからなかったです。なんだかおしゃれな雰囲気のボロボロのジーパンをはき、(今の人はあんなのが好きなんですね)ストールというんでしょうか、黒と白の骸骨が描かれているものを首に巻いていてすごく今時の青年と言った感じを受けました。そして何と言っても一番驚いたのが若くして立派な1歳の娘さんのパパになっていたんですよ。あの子がパパか・・・。
人生何があるか分からないものですよね。あの子に教えていた時のことを思い出してしまいました。今だから言えるのですが、勉強にとってもやる気のない子で、当時中学生だったのですが、この子も知り合いの紹介で家庭教師していたんですよ。本人にまったくやる気がなく、雑談ばかりしようとするので、最初は『この子の家庭教師は無理かもしれない・・・。』と思ってしまったことがあったくらい私的には苦労したんですよ。でも動物にはとっても優しい目をしていたのに気づいて、『絶対悪い子じゃない』って確信したんですよね。そこでいつものように家庭教師しに自宅へ行き、なんとなくこちらの方から、『犬だったら何が好き?』というような質問をしたと思うんですが、そしたらいつもとなんか違う雰囲気になって犬の話で盛り上がったんですよ。それから自らたくさん喋りかけてくれるようになったんですよね。
そこからは私生活での簡単な相談にのってみたりして結構いい関係に慣れたのを思い出しました。
家庭教師という仕事は、勉強を教えるだけじゃなく、人とのつながりもたくさん増えていくのでそういった意味でも私の天職だったかもしれません。懐かしいな~。また久しぶりに家庭教師をしてみたくなりました。
前記事の続きです。
さて、その子の一番の苦手教科は算数。特に計算によるミスが多く、それを分析。どこでどう間違うのかの過程を家庭教師として責任もって見直し、見つけなければ根本的な改善はできません。そして私は発見することに成功。元々そんなに几帳面ではない女の子。途中の計算をメモで行う場合の書き方が雑。そこで多く間違えることが判明。途中の計算式を丁寧にすればすぐに解決できると話し、今までよりももう少しだけ丁寧に書いてみることを提案。
自分で走り書きした数字を見間違えるなんて言うのは、とてももったいないミス。算数だけではなく、そういう小さなミスの積み重ねが結局はテストの点数に大きく響きます。その改善は徹底的に行いました。とても頭の切れる子ですので、問題の理解はできているのに、もったいない。私が教えてから、すぐには成績アップの効果は見えませんでしたが、それでも日々の努力によって半年後くらいには、本人も納得のいくような結果を安定して出せるように。
最初、成績がどうしようもなくてそれを上げるのとは違い、逆に教えるのが難しかったような気が。でもご家族が皆さんとても良心的に接していただき、私も大好きに。最も充実感を味わったということで一番覚えている思い出なのかもしれませんね。その後見事、某有名私立中学に合格。もう自分の子供のように嬉しくて、ひとつの仕事をやり終えたという達成感。これは塾や学校の先生ではなかなか味わうことのできないものだと思います。
その経験が今の私にも大いに役に立っていますし、何よりも印象深い宝物として残っているんです。
昔、私が家庭教師をしていたころの話は語りだすとキリがないのですが、特に思い出深いものをご紹介します。
その通っていた家は、町でも有名な教育一家。ご両親とも学校の先生で、当時小学校6年生のお子様も教員の道へ勧めたいとの思いが強く、一番有名な塾へ通っている状況。5年生までは学校でも1番か2番の成績だったのが6年生になって3番以下にしかならなくなり、とても悩んでおられました。私にすれば「それでも十分じゃないか」と思わず言いそうになるくらいでしたが、ご両親もですが本人もかなりの自信喪失状態で、塾にもまともに通えない感じ。そこで、家庭教師という方法を取ろうと思われたそう。
もともとエリートな感じだと一度挫折するとすごいものだというのを目の当たりに。冷静にその子の成績を分析。6年生になって成績が落ちたわけではなく、中学受験を意識した周りの子が塾などに行き始め全体的な偏差値が上がったことが大きな原因。だから、自分の力が下がったわけじゃないことを、励ますように話することから始めます。次に、テストの用紙を見ると、なんとケアレスミスの多いこと。多分焦りとプレッシャーで、ちょっとしたことでつまづいてしまうのでしょう。
ご両親とも話し合いを繰り返し、あまり追い詰めるような事は言わないことを約束。子供の性格を変えるのは無理なのでそれを上手く活かした勉強法へ切り替える方法に。成績を上げるために足りないのは勉強時間や努力ではなく、集中力と注意力。そして失いかけてる自信を取り戻すこと。勉強そのものというより、まずは気持ちの立て直しからのスタート。そういうのもできるのが家庭教師のいい所かもしれませんね。